「パルプ・フィクション」 馬鹿しかでてこないはちゃめちゃ暴力コメディ

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評価 ★★★★★

 一言で喩えると『馬鹿しかでてこないはちゃめちゃ暴力コメディ』

1994 "Pulp Fiction"

タランティーノ監督の二作目。

 緊張感ゼロで失態の連続のマフィアや、すぐに銃を振り回す暴力的な小悪党など、本当に馬鹿しか登場しない。。このアホらしさ満点の下品で馬鹿馬鹿しい雰囲気がたまりません。初めから終わりまでネタ満載でスピード感満点で楽しく観れる。起承転結よりも雰囲気を楽しむ映画。

 二作目にしてすでにタランティーノ映画のスタイルが確立されている。
私のようにこの雰囲気がカチッとハマってしまったひとはタランティーノの大ファンになり、ダメだったひとはアンチになると言われている。映画にストーリー性を求める人はまず楽しめないだろうと思う。好みの極端に別れる監督だ。

 一作目のレザボア・ドッグスと雰囲気も映画のつくりもすごくよく似ているが、こちらもマフィアとか出てくるのは一緒なんだけど、終始ギャグばかりで完全なコメディになってしまっている。個人的にはこっちのほうが見どころも多いし楽しくてだんぜん好き。でもあえて話の時系列を崩して観客を混乱させる演出は健在。これはスピード感がでて個人的にはすごく好き。

 お気に入りのカットは、冒頭のバカップル強盗のシーン。あと、ブルース・ウィルスが武器を選んでるシーン。復讐に燃えるブルース・ウィルスがとっさに選んだ武器は。。(笑)


 何気にメジャーな俳優をたくさん使っているのも見どころ。ブルース・ウィルスやジョン・トラボルタの悪そうだけど何故か憎めないかんじの絶妙なキャラクターとコミカルな演技が素晴らしい。

 そして、レザボアに引き続き、タランティーノ監督本人が登場。どんだけ目立ちたがりなんだこの人は(笑) 今度は悪党に振り回される憐れな一般人の役なので違和感なし。

 しかし一般人も銃を振り回して襲ってくるアメリカってホントに恐ろしい国。。(映画の見すぎ?)


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metaphorizer

 いい映画は観るたびに発見があるので、何度観ても楽しめる。 つまらない映画は観たあとにあーでもない、こーでもないと言い合って楽しむ。 映画館に行くよりも、引きこもって家でだらだらDVD観るのが好き。 特にSF、サスペンス、アニメーション。


なんとなく評価基準


★★★★★ 超スゴイ!! 殿堂入り。
★★★★☆ スゴイ! 人に薦めたい作品。
★★★☆☆ まあまあ面白い。また観てもいいかも。
★★☆☆☆ ちょっと残念。もう一度観ることはないかな。
★☆☆☆☆ かなり残念。観なきゃよかった。。